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【マーケティング】マレーシアの人はショッピング好き!マレーシアに進出する際のポイント

マレーシアに進出する際のポイント

皆様、おはようございます!

7月もあっという間に最終日を迎えてしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
日本は、台風シーズンを迎えて大雨の被害が出ているとか・・・ご用心ください。

マレーシアは、この時期若干涼しい時期にあたります。
というのも、マレーシアは大体北緯2~5°くらいの場所に位置していまして、日本の夏の時期は北回帰線の南に位置する関係で、南半球と同じく秋から冬のような一年間の中でも涼しい気候になります。

今回は、マレーシア進出のポイントについてお伝えいたします。

 

可処分所得がとびぬけて高いマレーシア

マレーシアは、総人口が約3,000万人と、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中では比較的人口が少ない国にあたります。
ところが、年間の世帯可処分所得が35,000 USD(日本円で約400万円弱)を超える富裕層が人口の約20%を占めています。
およそ600万人もの人が富裕層にあたるわけです。
しかも、世帯年間所得ではなく、世帯可処分所得(※家族が自由にお金を使ることのできる所得)であることがポイントです。

因みに、非常に裕福層が多い香港の総人口が約730万人、シンガポールの総人口は約560万人ですから、
マレーシアの富裕層がいかに多いか、ということが実感できると思います。

実は、マレーシアは、世界の中でも有数の富裕層を抱える国なのです。

なぜ、こんなにも可処分所得が高いかというと、生活に必要な消費財やインフラの費用が安いのがあげられます。特に、

  • 非常に安い公共交通機関やガソリンの料金
  • 様々な国の料理を味わうことができ、ローカルフードに至っては費用が安い
  • 家賃が安い。また、住居が広く、2-3世帯が同じ家に住める。
  • 電気や水道の料金が安い。※但し日本と同じサービス水準ではない

こういった特徴があるため、他の先進国と比べると可処分所得を作りやすいのが特徴なのです。
また、銀行の金利も約3%と、お金をためても利子分を使って娯楽を楽しむことができます。

つまり、お金を使いやすいお国柄、とも言えるのがマレーシアなのです。
実際ショッピングモールに行くと、このように沢山の人がショッピングを楽しんでいるのが実感できます。

 

商品が良ければ、売れるとは限らない!様々な国がしのぎを削っているマーケット事情

一方、マレーシアの人たちは、商品を選ぶ目が肥えている人が多い印象です。
なぜなら、マレーシアは特定の業種を除いて外国資本の参入障壁が低く、様々な国の商品を比較して買うことができるからです。

例えば、

  • 質は日本製ほどよくないが、安くてシンプルで手軽な中国製、韓国製
  • 価格は高いが、高品質で信頼できる日本製
  • 中国製と日本製の間に位置する台湾製

といった形で、求める品質や価格に応じ、消費者は様々な商品を選ぶことができます。
また、出自(≒民族)によっても選ぶ商品が異なることがあります。

実際に店頭に行くと、日本語表記の日本の歯磨き粉が置いてあると思えば、マンダリンと英語が表記されている中国製の歯ブラシが置いてあったりします。

消費者は、自分が納得できる品質と価格を天秤にかけて、商品を購入しているので、
日本の様に、良いものが売れる!といった単純なマーケットではないのが実情です。
(最近は、日本も少し変わってきましたが・・・)

日本で商品を販売する際は、日本人に対して訴求できればよかったのですが、マレーシアで商品を販売する場合は、ターゲット(ペルソナ)をより具体的にフォーカスして、販売戦略を練る必要があります。

特に、マレーシアの人たちの先入観として、”日本製は高い”と思われているケースがありますので、中国製や韓国製と価格競争で戦っても、市場シェアを獲得できない可能性があります。
マレーシアに日本製品が進出する際は、”高くても欲しい!”と思わせるような訴求をする必要が出てきます。

 

多民族国家であるマレーシア

ご存知の方もおられるかもしれませんが、実はマレーシアは多民族国家です。
以下のような人種が混在して成り立っています。

  • マレー系:約60%
  • 華人(≠中国人ではないので注意)系:約30%
  • インド系、その他:約10%

母国語はマレー語ですが、日常会話で一般的に使われるのは英語です。
また、出自によっては、広東語やマンダリンといった中華系の言語に強い人もいます。
大抵の人は、自分の出自の言葉と、仲のいい友達が使う言葉、そして英語と、バイリンガル、トリリンガルだったりします。

最近では、日本のアニメやソフトコンテンツの影響で、日本語を話せる人も増えています。
(日本語表記の商品も当たり前のように出回っているので、日本語のハードルが下がっている印象を受けます・・・)

話がそれましたが、マレーシアで商品を売る場合は、売りたい商品を”どの出自の人に売るか?”も考えて進出する必要があります。
また、マレー系の人は大半がイスラム教徒であるため、ハラル(イスラムの教えに照らしても問題ない)の商品を扱ったり、ハラル認証を取得した方が良いケースもあります。

まとめ

マレーシアに進出する際のポイントをまとめてみました。

  • 誰(出自)に売るか?戦略を練ること
  • “高くても欲しい!”と思わせるような商品企画をすること
  • ターゲットによっては、ハラル認証の取得を検討すること

2020年に先進国を目指すマレーシアは、まだまだ発展の余地が大きい東南アジアの中でも優等生な国の1つです。
また、親日国でもありますので、海外にマーケットを拡大することを検討されている方は、是非マレーシアへの進出を検討してみてはいかがでしょうか?