マレーシアあるある

【マレーシア雑記】意外と便利?!マレーシア個人所得税の確定申告と納税方法

マレーシアの納税について

皆様、ご無沙汰しております!
最近、新しい現地アテンドサービス“たび・とも”や、買付代行サービスのローンチ、マレーシアにおける納税手続きに非常にてこずっておりました。

おかげさまで、マレーシア居住者の確定申告、納税スキルは上がったと自負しております笑

今回は、マレーシアで働きたい人、マレーシアで働く予定の人、マレーシアで起業したい人にとって有益な、現地の確定申告と納税方法についてお伝えします。

意外とシンプル?マレーシアの課税体系

日本という国は、実に税金が細分化された国の1つです。例に挙げると、「個人所得税」「個人住民税」…等、非常に多くの課税項目がありますよね。だからこそ、企業側は、従業員が納税時に混乱しないように、「源泉徴収」という形で、経理が税金を代わりにおさめてくれます。

その点、マレーシアは、まず「個人住民税」という考え方がありません。

繰り返します。「個人住民税」がありません。

マレーシアで居住し働く人が払わなければならない個人税は、「個人所得税」だけなんですね。
しかも、個人所得税として課税される所得対象が、実は全所得の50%なんです(※2020年までの特例措置)
日本の場合は、所得対象すべてに対して課税されますから、まずそこで差が出てきます。

また、外国人の場合、居住者と非居住者で課税対象が異なります。

 

居住者の条件

マレーシアにおいて、居住者とみなされる条件は、以下のいずれかを満たす必要があります。

  • 暦年に少なくとも182日間マレーシアに居住している
  • 暦年の182日未満ではあるが、その期間の短期間の休暇を含む、次の/前の暦年の連続182日を超える期間にリンクする。
  • マレーシアに1年に90日以上在住し、直前の4年のうち3年に90日以上居住している。

マレーシアの課税体系

実際、マレーシアの課税体系(2016年度)は、以下の様になっています。
参考:www.hasil.gov.my

マレーシア居住者の個人所得税率
申告所得(RM)課税・計算対象(RM)税率(%)納税額(RM)
0 – 2500On the First 2,50000
2,501 – 5,000On the First 2,50000
5,001 – 10,000On the First 5,000 Next 5,000150 – 100
10,001 – 20,000On the First 10,000 Next 10,000150 – 100
20,001 – 35,000On the First 20,000 Next 15,0005150 – 750
35,001 – 50,000On the First 35,000 Next 15,00010900 – 1,500
50,001 – 70,000On the First 50,000 Next 20,000162,400 – 3,200
70,001 – 100,000On the First 70,000 Next 30,000215,600 – 6,300
100,001 – 150,000100,000 Next 50,0002411,900 – 12,000
150,001 – 250,000On the First 150,000 100,0002423,900 – 24,000
250,001 – 400,000On the First 250,000 Next 150,00024.536,750 – 47,900
400,001 – 600,000On the First 400,000 Next 200,0002550,000 – 84,650
600,001 – 1,000,000On the First 600,000 Next 400,00026104,000 – 134,650
Exceeding 1,000,000On the First 1,000,000 Next RM28238,650 –
マレーシア非居住者の個人所得税率

前述のマレーシア居住者の条件を満たさない場合、実は「累進課税の恩恵」を受けることができません。
一律26%の所得税が課税されます。

とはいいつつも、日本の様に「住民税」やその他附帯税がありませんので、非常にシンプルな課税体系になっています。税金を払う側としては、これ以上のメリットはないですよね。

 

マレーシアの確定申告

次に、納税額の確定処理、即ち確定申告ですが、日本と同様、毎年2-4月に前年の所得額を申告し、納税額を確定させます。

また、確定申告は、日本のe-TAXと同じように、オンライン(e-HASIL)でできます。
外国人も使える非常に便利なシステムです。

こちらで、納税年度の所得額や居住日数、自己申告した納税額を入力します。
確定し、問題がなければ、以下のような納税用の帳票を作成することができます。

結構便利!マレーシアの納税方法

確定申告が完了すると、次は納税です。

日本も最近はe-Taxからインターネットバンキングで納税できるようになりましたが、
マレーシアでも同じようにe-HASILで納税することが可能です。

確定申告が終わり、作成された帳票から簡単に納税手続きができるようになっています。
納税が簡単だと、日々お仕事されている方にとっては非常に便利ですね。

 

2020年に先進国を目指すマレーシアは、納税手続きの方法も先進国と同水準になってきてますね。
これから、マレーシアで働く人や起業する人は、納税に関する情報を知っておくことで、よりマレーシアで生活しやすくなるかと思います。

 

今後、マレーシアで働きたい!起業したい!という方は、ぜひお問合せ下さい。
無料でご相談承ります。