「Webマーケティング担当者の貴方は、定期的にCPAを見ていますか?」
検索連動型広告を出稿し、コンバージョンが徐々に獲得できたら、
次の施策は「費用対効果の最大化」つまり、CPAを下げる施策が有効です。
CPAとは?
CPAとは、顧客獲得単価(Cost per Acquisition)を指します。
CPAは以下の計算式で導き出されます。
CPA = 広告費÷顧客数
CPAは、低ければ低いほど集客に成功しているといえます。
例えば、
- 広告費100万円を投資して、10000人の新規顧客を獲得した。
この場合のCPAは100円である。 - 広告費50万円を投資して、10000人の新規顧客を獲得した。
この場合のCPAは50円である。
とあった場合、AとBどちらが投資対効果が高いでしょうか?
CPAを下げる施策とは?
では、CPAを下げる施策として以下の様な施策が考えられます。
- 出稿している広告キーワードの見直し、最適化
- 獲得した顧客のLTV引上
2の獲得した顧客のLTV引上施策は、別途テーマアップします。
まず、1の出稿している広告キーワードの見直し、最適化ですが、
大まかに分けて3つのやり方があります。
◆費用対効果が悪い「キーワード」の優先順位をさげる
簡単に言うと、費用対効果が悪い「キーワード」の入札価格を下げるやり方です。
ただし、SEOの観点からすると、トラフィックが下がる可能性もあるため、
トラフィックを鑑みて慎重に優先順位を決める必要があります。
◆広告の削減
いつまでも効果のない広告、すなわちクリック数は多いけど効果が全くない広告は、コストばかりかかってしまい継続する意味がありません。
そのような広告は、すぐに配信停止してしまいましょう。
◆キーワードの見直し
過去一定期間の検索クエリーレポートを取得し、「コンバージョン数」「CPA」「コンバージョン率」を測定します。
100以上の「コンバージョン数」を出している検索クエリーを特定します。
特に、「部分一致」しているキーワードがベターです。
その中でもCPAが悪いキーワードを切り捨て、優秀な検索クエリーを特定します。
それにより、再度入札キーワードにするものを検討・入れ替えを行います。
いかがでしょうか?