格安の送金手数料で楽々海外送金!TransferWiseのご紹介

皆さん、こんにちは!

日本は、最近まれにみる寒波が押し寄せてきたようですね!なんと東京では48年ぶりとなる-4℃を記録したとか。

寒波の影響はまだ続いていて、東京でも水道管が凍結した事例もあるようです。
路面の凍結が発生した場合は、足元が滑りやすくなりますので、皆様十分にお気を付けください。

ところで、皆さん海外のサービスを利用したり注文する際に、海外送金をした経験はございますか?

今回は、その海外送金をスピーディに格安にできるTransferWiseをご紹介します。

海外送金時にかかる費用とは?

グローバル化が進んで海外送金のニーズは日増しに高まってきます。

物販事業を営む会社の場合は、仕入れ先が海外の場合は直接発注費用を送金する必要がありますし、IT業界でもオフショア開発ベンダーに開発をアウトソースした際は開発費用を海外の銀行口座に振り込む必要が出てきます。

個人的な場合も同様で、留学したり現地法人に務めたりする場合は、預金の移動が必要になるケースが出てきます。

そのためには、海外送金をを行う必要がありますが、そのときにかかるのが手数料です。手数料は以下の様な種類があります。

海外送金手数料の種類 その特徴
送金手数料 送金元となる日本の銀行に対して支払う手数料です。この手数料の金額は銀行によって違います。
数百円レベルから数千円といった具合で銀行によってかなり手数料の差があります。
為替手数料 送金元の銀行に預けている日本円を米ドルなどのように外貨として送金する場合は、円を米ドルに両替したうえで送金することになります。その時に必要な手数料が為替手数料です。
中継銀行手数料
(リフティングチャージ)
送金側の銀行と受け取り側の銀行とで業務提携がない場合、業務提携をしている銀行を中継して受取銀行に送金されます。その中継銀行に支払うのが中継銀行手数料(リフティングチャージ)です。
基本的には受取人負担となります。また、最終的に中継銀行が入るかどうかは送金前にはわからないことが多く、手数料の額も送ってみないとわからないところがあります。
受取銀行手数料 送金を受けた受け取り側の銀行に支払う手数料です。
こちらは原則として受取人負担となりますが、送金先が負担することもできるケースが多いです。特に、相手の銀行先にキッカリの金額で送金したい場合には送金人負担とすると便利です。

日本から海外送金するときの手数料

実は、日本は非常に海外送金手数料が高い国の一つです。
日本のメガバンクを中心に、実際に海外送金手数料がどの程度かかるか調べてみました(2018/1/30のデータ)

送金元銀行名 送金手数料 為替手数料 備考
ゆうちょ銀行
  • ゆうちょダイレクトによる送金:2,000円
  • 窓口での送金:2,500円
100USD以上送金した場合、10USD  国によって、2日以上送金に時間がかかる
三菱東京UFJ銀行
  1. 三菱東京UFJダイレクト
    • 三菱東京UFJ銀行現地法人あて:2,500円
    • 他行あて:3,000円
  2. 店頭窓口
    • 三菱東京UFJ銀行現地法人あて:4,000円~
    • 他行あて:4,500円~
 別途取扱手数料として送金金額の1/20%(最低2,500円)
みずほ銀行
  • 本支店向:5,000円
  • 他行向:5,500円
 外で発生する手数料について、「依頼人負担」をお客さまが選択された場合は、別途、支払手数料2,500円が必要 取扱通貨制限あり・・・円(外国向けのみ)、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル
送金上限あり・・・同一の送金受取人(相手先)に対して、1ヵ月間(同一月内)で200万円相当額まで。
三井住友銀行
  1. 海外送金手数料 4,000円(弊行の海外店・連携銀行あては3,500円)
  2. 関係銀行手数料 2,500円
円建送金または外貨建て普通預金口座から送金する場合、円為替取扱手数料は送金金額の1/20%(0.05%)(最低2,500円)
楽天銀行  750~1,000円+1,000円(海外中継銀行手数料)
※海外送金口座開設が必要
 円貨のまま送金する場合は円貨送金手数料・リフティングチャージ2,500~3,000円がかかる
※上記以外にも、受取先で手数料が発生する場合があります。

[参考]海外送金手数料の比較
http://www.tamasoft.co.jp/ja/fx/

非常に高いですよね?海外の銀行だとここまで高くならないのですが、日本の銀行は非常に手数料が高いため海外送金のハードルは非常に高いのです。

海外送金のニーズが高まって生まれた、格安海外送金サービス

ご覧の通り、日本のメガバンクが展開している海外送金サービスは、非常に手数料が高いです。

手数料を安く抑えてスピーディに海外送金したいにもかかわらず、日本のメガバンクだけの選択肢では、中々思うように海外送金ができませんでした。

そこで生み出されたのが、海外送金手数料を抑えた新しい海外送金サービスです(2017/1/16のデータ)

手数料 到着日数 特記事項
Paypal 受け取り側から
手数料徴収
即時 クレジットカード会社(Visa, Masterのみ対応)のレート選択を自分で手作業ですれば、もう少しマシなレートにはなる。メールアドレスだけで送れる便利な利点あり。
個人アカウントで日本から海外への送金は不可。

500円~1,000円 3日前後 法人口座送金はまだ制限が多数あり。海外の円建て口座やその他現地通貨以外の口座への送金は不可。
XendPay 自由に決められる
(カード払いの場合は別途手数料2%)
不明 海外の円建て口座やその他現地通貨以外の口座への送金は不可。
Worldremit 1円 不明

TransferWiseのメリットとデメリット

数ある海外送金サービスの中でも、TransferWiseは特にお勧めです。
TransferWiseを使うメリットデメリットをまとめてみました。

メリット デメリット
  • 海外送金手数料が非常に安い。送金金額が高くなるほど手数料が上がりがちな海外送金サービスの中で、概ね500円~1,000円の手数料で送金できる。
  • 送金手続きが他のサービスと比べて非常に簡便
  • 海外の現地通貨以外の口座への送金が不可

特にメリットとしてあげられるのが海外送金手数料ですね。ここまで安いサービスはあまりないと思います。

なぜ、ここまで海外送金手数料が安いのか?のカラクリは、以下の生地が参考になると思います。

[参考]トランスファーワイズ「格安国際送金」のビジネスモデルは何がスゴいのか?
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32698

但し、TransferWiseも立ち上がったばかりのベンチャーのため、海外送金において想定されていないリスクが発生する可能性があります。

ご利用される際は、自己責任の上他のサービスとメリット・デメリットを比較して、十分にリスクヘッジを行ったうえでご利用されることを推奨いたします。

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